2月のあとりえ
ほぐれんとして たくましき 木の芽かな
春まだ浅いこの季節をこよなく愛した彼がこの句を教えてくれました。
梅の蕾も薔薇の芽も微かに微かにふくらんで、そのちからは何処からやって来るのだろう。
たくましさなんてもの持ち合わせていないけれど静かにほぐれていけたらいいなと願ってしまう。
展示会が始まります。
作品たちとお待ちもうしあげます。
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ほぐれんとして たくましき 木の芽かな
春まだ浅いこの季節をこよなく愛した彼がこの句を教えてくれました。
梅の蕾も薔薇の芽も微かに微かにふくらんで、そのちからは何処からやって来るのだろう。
たくましさなんてもの持ち合わせていないけれど静かにほぐれていけたらいいなと願ってしまう。
展示会が始まります。
作品たちとお待ちもうしあげます。
初春のお慶びを申し上げます。
皆様のご多幸をこころからお祈りいたします。
本年もどうぞよろしくおねがいいたします。
紅葉も秋薔薇も遅い秋を静かに彩っています。
秋の美しさを知ったのは、遠い昔訪れたノルウェイの銀杏の森を歩いた頃だったと思う。
埋もれたくなってしまいそうな金色のいちょうの葉、葉、葉。足で漕いで進んだ。どこまでも。
余りにもこころから離れず、帰って間もなく 「黄昏のオスロ」の作品を仕上げた。
手放してしまい今は残っていない。
新しい年、2月の展示会が明るく幸せなひとときでありますように
ヨガするうさこたちのジャケットです。
秋を感じています。
それなりに長いこと生きてきて、この秋をどれほど待ったことでしょう。
あまりの猛暑で、人間も薔薇たちも体力を消耗し、やっと開花にこぎ着けたのに
毎日雨模様。
気を取り直して、衣替えでもしながら秋のコーデを模索中。
自分なりの「スタイル」のある女性はいつだって魅力的と何かにあった。
短めの丈のノーカラーのジャケットはどの色合わせでもレイーヤードが楽しめそう。もっとワクワクしよう。
今年の秋は、ただひとつなのだから。
母の遠距離介護の為、大切なあとりえの更新が遅れましたこと、お詫びいたします。おかげさまで帰省し傍で過ごす時間が増えるほど、母は元気を取り戻し、一先ずほっと致しました。
今月のあとりえは、私のお宝中のお宝の作品をご紹介させていただくことに致しました。
毘沙門亀甲柄のシルクのジャケットです。生成りと黒の細編みモチーフ、亀甲の中心には放射状にビーズ。気の遠くなるような手仕事。展示せず生涯の所持品となりました。おばあさんになっても美しく着たい。
母より一つお若い生徒さんの須磨子さん、お背中真っすぐで凛とおしゃれされていてあこがれ続けている。
貴い私のお宝の為にも、かくあらねば。
猛暑に耐えた長い長い夏でした。
突然の豪雨と雷鳴に怯える日もありました。
台風が去った後にはやっと一息つけるかもしれないと切に願ってしまいます。
大袈裟ですが生きることに懸命で、暫く無縁になってしまった<装う>ことを
取り戻したくなりました。
Tシャツとショートパンツを畳んで、リュックを置いたら、
初秋のエレガンスがもうそこに待っています。
暑中お見舞いをこころより申し上げます。
庭の百日紅が、満開の花を大きく揺らしどこまでも元気そう。
暑さに負けないように、お健やかにお過ごしくださいますよう願うばかりです。
紫陽花の花色が鮮やかさを失いかけてきました。
やっと咲きそろった薔薇の2番花は連日雨に打たれています。
手がけていた麻のパンツに合わせたサマーセーターが仕上がりました。
少しずつ残った糸たちですが、それぞれが互いの個性を引き出して優しい大人を感じる一枚です。
着たいこころと編みたいこころに向き合って、創ることの楽しさを改めて知り得た時間になりました。
遅咲きの薔薇もそろそろ終わり、雨の季節になりますね。
庭仕事のできない日は専ら糸たちと過ごしています。
麻のパンツに合うアースカラーのプルオーバーが欲しくなりました。
少しずつ残った糸たちと相談の末、
横縦ボーダーのプルに取り掛かっています。
それぞれの糸のゲージを正確に取り、後は算数の足し引きのみ。
育てる事と作ること、その経過にいることが何より楽しいと思えている。
薔薇の5月になりました。が、
今年は桜同様、開花予測不能です。
お招きしているお客様にも日延べをお願いいたしました。
磯子教室は薔薇の会と合わせて優雅に楽しくお勉強。
晴れるといいですね、
美しい5月の始まりです。
早咲きのエレーヌジュグラリスと雨のダブルデイライトです。