3月のあとりえ
まるで空から薄紅色の雨が降るように、しだれの梅は枝先まで見事に花をつけてくれました。
垣根越しに行き交う人を和ませ、穏やかな春を演出してくれました。
それでもこの春は、なぜかほっこりしないのです。心のどこかがざわざわして、前に進まない。
未知のウイルス報道のせいかもしれない。言い知れぬ不安が漂っている。
~~~大丈夫、きっと、大丈夫、言い聞かせながら、きれいな色の糸を寄せ集める。
くすみのない、澄んだ色糸を手にかけよう。自由に気ままに編んでみよう。
市松、ボーダー、フェアアイル、、予期せぬステキに出会えるかもしれない。
編むことは、私の大切な、心のrecovery