9がつのあとりえ
猛暑に耐えた長い長い夏でした。
突然の豪雨と雷鳴に怯える日もありました。
台風が去った後にはやっと一息つけるかもしれないと切に願ってしまいます。
大袈裟ですが生きることに懸命で、暫く無縁になってしまった<装う>ことを
取り戻したくなりました。
Tシャツとショートパンツを畳んで、リュックを置いたら、
初秋のエレガンスがもうそこに待っています。
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猛暑に耐えた長い長い夏でした。
突然の豪雨と雷鳴に怯える日もありました。
台風が去った後にはやっと一息つけるかもしれないと切に願ってしまいます。
大袈裟ですが生きることに懸命で、暫く無縁になってしまった<装う>ことを
取り戻したくなりました。
Tシャツとショートパンツを畳んで、リュックを置いたら、
初秋のエレガンスがもうそこに待っています。
暑中お見舞いをこころより申し上げます。
庭の百日紅が、満開の花を大きく揺らしどこまでも元気そう。
暑さに負けないように、お健やかにお過ごしくださいますよう願うばかりです。
うららかな春の陽だまりをこの春ほどいとおしく感じたことはない気がします。
細番手のカシミヤ糸で創り込んだジャケットは、構図の段階からわくわくして製図しているのが本当に楽しかった。
そのわくわくをいつも、そのままのかたちで、仕上げて下さる彼女には、どんな感謝の言葉も見合わない。
来る日も来る日も作品に向き合ってくださる。心を込めて下さる。
手に取ると、すぐに分かる。
朝は、ちゃあんと予定にいれていたのに、歯医者さんの予約、午後3時。
図案を描き始めると、ぷっつん。
幾度ご迷惑をおかけしたことか、お詫びの言葉が見つからない。
輸入糸の麻糸は、色の出方が鮮やかすぎず、初秋のジャケットにはいい感じ。身体をまあるく包むシルエットに、どこまでも楽しいい物語が詰まっている。
明日も明後日も羽織って出かけたくなる、心がふわっと元気になる、
忘れそうになる私の創作の原点は今も静かに、ここにある。
お健やかに、美しい秋をお過ごしいただけますように。
くさり編み、細編み、長編み、唯それのみの繰り返しで
美しいクロッシェが出来上がる。
作り手の一心に打ち込む姿勢が見えてくる。静かに流れる時間もそこにある。
丹精という言葉がぴったりに。
春に体調を崩していた私に寄り添うように語りかけてくれたかせ糸は、
優しいプルオーバーになって、梅雨寒の日のアイテムにかかせない一枚に仕上がりました。
色糸を生かしたローゲージはゆったりシンプルに。ルーズなワイドパンツだからこそ凛として
颯爽と歩こう。大人のおしゃれが見-えた。