5月のあとりえ
雨の日の多い4月でした。中々お日様に降り注いでもらえず、今年の薔薇はゆっくり咲き始めそう。
あんなに手塩にかけたのだから、一斉に咲き競わないで、一株ずつ開花するのをゆっくり眺めたい。
この頃、ゆっくり、のんびりが心地いい。毎日あくせく走りぬけてきたのかもしれない。きっと。
透かし模様のラグラン袖セーターは、昨年仕上げたカーデイガンとのアンサンブル。
丸い透かし模様は端の増減が加わると、わけが分からなくなる難解な柄。にもかかわらず、
正確に、丁寧に仕上げて下さるニッターさんは長崎の方で、かれこれ20年以上のお付き合いにはなるだろう。
いつもいつも穏やかで前向きな方。
一番花が終わったら、少し留まりかけてもゆっくり、じっくり前に進もう。