10月のあとりえ
幾つ年を重ねても、夏の終わりを感じるときは、こころが少しmelancholyになる。
他のどの季節にもない、ちくちくと切ない風がこころに吹くのだ。
バカンスを楽しんで、心が揺れる思い出作りをしたわけでもない。むしろ猛暑に疲弊し、中々吹かない秋風を
今か今かと待ち焦がれていたはずなのに。
Melancholyからの脱却には、この新しい秋をおしゃれして、うんとうんと楽しんで過ごすこと。
そして冬を越し春を待ち、今と同じ幸せのままの夏がきっと来ることを祈り、
新しい夏のセーターを載せよう。